2015.09.25
【経費削減】第1回 真の経費削減とは?基本的な考え方を理解する
会社を経営していると「経費削減」という言葉をよく口にしますが、一体どれだけの方が経費削減の本当の目的を理解しているのでしょうか?
売上が伸びない、利益が上がらないからただ漠然と経費を削減すればそれは解決する。という考えで経費削減を行おうとしていませんか?
ここでは、経費削減の基本的な考え方についてご紹介しています。
経費削減の目的を理解する
経営者であれば、業績を伸ばしたい、会社を大きくしたいと考えるのは当然です。
しかし、売上を増やすには時間がかかる事もあります。
利益を確保することを第一に考えると、経費の削減にも経営者は着目しなければなりません。
経費削減それ自体が最終目的にならないこと!
- 【経費削減を目的としてしまうと、経営自体をもっと良くしていこうという意識の低下を招きます。】
最終目的は会社の利益を上げることであり、経費削減はそれに寄与するものであるという事を理解しましょう。
経費削減は全社で取り組む!一人ひとりの意識が大切!
経費削減の方法は様々なものがありますが、これらは経営者1人の努力ではどうにもなりません。
全社員が一丸となって取り組まなければ経費削減は実現しないのです。
そこで必要となってくるのが、全社員に経費削減に対する意識を持たせることです。
意識の低い社員は紙の無駄遣いや、事務用品の紛失、過剰要求などをしやすく、この積み重ねが経費の無駄を招く結果に繋がります。
ここで重要なポイントをご紹介します。
- 「意識を高める=モチベーションを高める」という事だと理解する!
人件費(給料)かカットされ、モチベーションが下がると売上もダウン。
それでは経費削減の意味がありません。
ここで重要なのは、必要経費と削減経費に分けて考えるということ。
経費削減を達成した社員を表彰するなど、社員のモチベーションを上げる取り組みなども効果的です。
経費削減を成功させる2大秘訣「時間=お金」と「ルールを守る」
(1)「時間=お金」と心得る!
経費削減を成功させるにはまず「時間=お金」という考え方を身につける事が重要です。
弊社ではこの考え方を徹底して社員に教えています。
「時間=お金」と全社員が心得ることが出来れば、自然と経費削減は成功します。
(2)ルールを決めたら全社員で守る!
経費削減を実施するための重要な要素に「継続性」があります。
どんな経費削減も続けることに意味があり、成果が期待できるのです。
1度で上手くいくはずはないと理解し、コツコツと継続して取り組むことで、結果的には利益を生み出します。
- 小さな事でもコツコツと!最低限の社内ルール例
- 社内のエアコンの温度設定のルールや、使用していない場所の電気は小まめに消すなどのルールを決め、それを全社員が守るように、徹底させる事!
一つ一つは小さな事ですが、その積み重ねと社員の徹底した継続意識が経費削減につながります。
経費削減は原価のない利益と心得る
経費削減の方法は様々ですが、共通して言えることは、給与と稼ぎ、経費を全社員に自覚させた上で、全社員が一丸となって継続できる態勢を整えるという事です。
私たち福島・郡山M&Aセンターでは、コンサル先の経営者の方へ常に「経費削減は原価のない利益である」事を伝え、決して軽く見ることのないよう、また継続して出来るギリギリの経費削減の方法をご提案しています。
思うように経費削減が出来ず、お悩みの方は、ぜひ一度ご相談下さい。
きっとあなたの答えが見つかります。