2015.08.21
バークシャー・ハザウェイが航空・エネルギー業界向け金属部品製造の米プレシジョン・キャストパーツの買収を決定
「この事業は今後100年間にわたって続けるだろう」。
こう宣言したのは、著名投資家ウォーレン・バフェット氏。
バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは、航空・エネルギー業界向け金属部品製造の米プレシジョン・キャストパーツの株式を100%買い取り、買収を決定しました。
これにより、米プレシジョン・キャストパーツは200社を超えるバークシャー傘下の1事業会社となりました。
バークシャー史上最大320億ドル(約4兆円)を投じた買収劇でした。
投資事業の比率は小さい!?投資家バフェット氏率いるバークシャーの利益
投資会社としてスタートしたバークシャーですが、意外にも株式などの売買に伴う投資事業の比率は小さい。
その利益の約8割超えは、長期保有する投資先企業の利益だというから驚きです。
1996年に買収した自動車保険大手のガイコを核とした保険・再保険事業や、ミッドアメリカン・エナジーを核とするエネルギー事業など、投資先企業の事業利益がバークシャーの利益のほとんどを占めます。
そんなバークシャーの投資とM&A(買う・売るの両方)で、米国最強の複合施設(コングロマリット)として拡大する経営形態はグーグルなどの有力企業も参考にしているほどです。
見習うべきバークシャーのM&A|ポイントは「質の高さとスピード感」
今回のM&Aは投資と組み合わせる事で多くの利益を生み出し、確実に実業にしていくなど、個人的には見習うべき点が多く見られるものでした。
私たち福島・郡山M&Aセンターでも、それぞれの人材が現状与えられている、今自分がやるべきスキルアップ、出すべき結果、人材の育成・人脈開拓など、目的に向かって質の高いスピード感ある仕事が出来るよう常に心がけております。
より収入を安定して出せる企業を目指して、質の高いM&Aを考えてみませんか?