M&A成約実績

経営者様の課題

譲渡企業

永年にわたり運送・倉庫業経営を続けてきた企業。 昨今の厳しい競合環境下、通常業務である運送業を担うため、従業員ドライバーの確保・育成等、雇用を維持するための業務運営コストが膨らみ、安定的な収益確保が難しい状況が続いていた。 そうした中、後継者も見つからないまま、これまで経営を掌ってきた代表者が高齢に。 これまで会社を支えてきてくれた従業員やお世話になった荷主のためにも、どうにか事業を継続できないものかと思い悩んでいたところ、取引金融機関を通じて当センターをご紹介いただいた。

譲受企業

着実に業容が拡大・進展する中で、有資格者であるドライバーの確保、配車・運行の合理化、効率化を目的とした倉庫・拠点の確保が課題となっており、情報収集や物件探索を進めていた。 こうした中、買い手のニーズを掴んでいた当センターからの紹介、提案を通して具体的に検討することとなった。

Ｍ＆Ａ成立に至るまで

売り手としては、「独自単体での立て直しは難しい」との考えの中で、雇用を守るため、相応のノウハウや体制を有する規模の大きな企業、または成長企業への譲渡が理想的だと考えていた。 一方、買い手としては、更なる事業展開、伸展を目指すうえで、ドライバーや倉庫・拠点の確保が大きなテーマとなり、この課題を解決できる条件を探していた。 売り手は早期解決を望んでいた為、当センターの人脈と情報ネットワークを駆使。また売り手側の会計事務所とも密に連携した結果、多くの解決しなければならない事案を非常にスピーディに解決。トータル約4ヶ月での譲渡完了となった。