2026.05.27
税金滞納・資金繰り不安を抱える整備工場様の相談事例
福島県内で自動車整備業を営む企業様からのご相談です。
税金や社会保険料の滞納が発生し、資金繰りにも不安を抱える中、「この状況で相談してよいのか分からない」と悩まれていました。

「もう遅いかもしれない」と感じながらのご相談

「資金繰りが厳しく、この先どうなるのか不安だった」
「とにかく現状を整理したい。前に進みたい」
売上自体は一定程度維持していたものの、資金繰り悪化や滞納対応への不安から、将来の見通しを持てない状態が続いていました。
「今さら相談しても遅いのではないか」「こんな状態になってから相談するのは恥ずかしい」という不安を抱えながらも、現状整理を目的としてご相談いただきました。
- ■主なご相談内容
- 税金・社会保険料の滞納が発生している
- 資金繰りが厳しく、今後の見通しに不安がある
- 従業員や取引先への影響を最小限にしたい
- 廃業以外に取り得る選択肢があるのか知りたい
- 事業譲渡・第三者承継(M&A)も含めて整理したい
■ご提案・サポート内容
まずは、現在の資金繰り状況・滞納額・借入状況などを整理し、「何を優先して対応すべきか」「どのような選択肢が残されているか」を明確にするところからスタートしました。
- 資金ショート回避に向けた優先順位整理
- 固定費や返済負担の見直し
- 事業譲渡を含めた今後の選択肢の整理
- 同業・関連企業との提携可能性の整理
- スポンサー支援・第三者承継の方向性確認
「すぐに売却を進める」という形ではなく、現在の状況で取り得る選択肢を整理しながら、どのタイミングで何を判断すべきかを一緒に確認しました。
■ご相談後の変化
ご相談前は、「もう打つ手がないのではないか」という不安が強い状態でしたが、現状を整理したことで、今後の方向性を冷静に考えられる状態となりました。
- 現状でも取り得る選択肢があると整理できた
- 資金ショート回避に向けた優先順位が明確になった
- 事業譲渡・提携も含めた将来検討ができる状態になった
その結果、「まずは状況整理を進めながら、必要に応じて次の選択肢を検討していきたい」という方向性を持てる状態となりました。
担当者コメント

資金繰りや滞納の問題を抱えていると、「まずは自分で何とかしなければ」と考え、相談のタイミングが遅れてしまうケースがあります。
ただ、状況が悪化してからでは、選択肢が限られてしまうことも少なくありません。
今回のように、現状を整理しながら早めに方向性を確認することで、事業継続・提携・事業譲渡など、現実的な対応策を検討しやすくなります。
当センターでは、「会社を売るべきかどうか」だけではなく、経営者様が今後どのような形を望まれているのかを大切にしながら、一緒に整理・検討を進めています。
将来への不安や迷いを整理する場として、まずは現在の状況をお聞かせください。
担当:佐藤 秀憲(中小企業診断士)









