M&A成約実績

経営者様の課題

譲渡企業

売り手は、消臭剤の自社製造・卸売り、食料品の卸売を営み、大手販売会社をメイン取引先として強固な販売網を強みとして、長年事業運営を行ってきた。
家族経営に近い運営体制ながら、大手販売会社との取引を有していたことから事業の継続は売り手企業にとって必要不可欠であった。
以前より後継者不在という課題を抱えていた中、代表者自身の健康にも不安が出てきたことをきっかけに事業基盤が安定している内に事業承継を行いたいと信頼する顧問税理士へ相談。
顧問税理士を通し、当社への相談に至り引き受け企業を選定していくこととなった。

譲受企業

買い手は経営者として独立意向のあった純個人。(大手メーカーでの勤務中、海外企業との取引等も経験豊富な人物)
若い人材の首都圏流出が地方の課題としてある中、地方に魅力的な企業を作りたいという思いから予ねてより独立を希望し当センターへの相談に至っていたもの。
売り手とのニーズはマッチングしたものの、買い手の資金面に課題があったところを当センターが共同出資のスキーム(サーチファンド型)によりサポートすることで課題解決。

Ｍ＆Ａ成立に至るまで

経営者の体調不安からスピード対応が不可欠であった事案に対し、売り手が信頼する顧問税理士と当センターが密に連携を図りながら買い手の選定を進めていった結果、若手経営者志望の方に事業承継を行うことができた。
若手経営者を当センターが伴走しながら助言・サポートできる体制を構築できたことも案件成立のポイントとなった。