M&A成約実績

経営者様の課題

譲渡企業

先代から譲り受け、長年にわたり安定した経営を続けてきた企業。 今般、主要荷主からの大幅な受注減少や従業員の引き抜き等のマイナス要素が重なり、今後安定的な収益確保が厳しくなっていた。 その中でも、長く勤めている従業員や荷主の為に事業の継続を切願。 担当の会計事務所を通して大手の金融機関やM&A専門機関に相談されていたがなかなか解決には至らず困られていたところ、同会計事務所の別部署の繋がりで当センターをご紹介頂く流れとなった。

譲受企業

運送業だけでなく、多角的な事業へ精力的に取り組んでいる企業。 メイン事業である運送業は拠点が増えることでスケールメリットが大きくなるため、特に積極的な企業買収をしたいと考えていた。

Ｍ＆Ａ成立に至るまで

売り手としては、運送業単体での立て直しは難しく、雇用を守るためにも複数事業を行っている大規模企業への譲渡が理想的だと考えていた。
買い手としては、これまでの経験上、従業員への未払い賃金を始めとする労使問題があった企業や荷主からの信用力が低い企業は、譲渡後の運営に支障をきたす懸念があるため、堅実・誠実に経営してきた企業を探していた。
売り手は相談から２ヵ月以内の早期解決を望んでおり、通常であれば資料収集や検証の後、買い手の選定をしていくため、その期間での譲渡契約は現実困難。
しかし事前に当センターが買い手のニーズを掴んでいたこと、また買い手側が非常にスピードある判断をされたことで、売り手の希望通りの期間で譲渡を完了。
売り手と買い手の仲介が、会計事務所様と当センターに分かれたが、しっかりと連携が図れた為、多くの解決しなければならない事案を非常にスピーディに解決することができた。