2017.06.15

腕時計各社に学ぶ攻めの姿勢

国内腕時計大手のセイコーウォッチがロンドンに英国初の直営店を出店するという報道を見て、日本企業のこれからの成長や販路拡大の重要さについて考えてみました。

今回の報道で注目すべきところは、ロレックスやオメガなど世界の時計市場では群を抜いた知名度を持っているスイス勢が、ここ数年の値上げから勢いに陰りが見えてきている中、その市場へクォーツ式の品質の高さや正確さなどを武器に日本の時計各社が攻勢しているということ。

そのような形で新たな顧客層を開拓するやり方は、いちコンサルタントとして見習うべきところでもあります。

日々コンサルティングをしていると、日本の中小企業にはこのような「攻め」の姿勢が足りないように思えてなりません。

確かにやみくもに攻めるやり方はいただけませんが、自社の商品やサービスの強みをよく理解して、それを武器に攻めの姿勢で経営していくことは企業成長も期待できますし、新たな販路の獲得、顧客層の開拓にも繋がります。

国内市場だけではなく確実に世界で売れるやり方を考えていかないと企業は成長できない、そんな時代が到来しているのだと強く実感します。

福島・郡山M&A支援センターでは、コンサル先で企業成長に欠かせない攻めの姿勢についての考え方も伝えていきたいと思っています。