2015.12.25
ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題は、皆様の記憶に新しいものと思います。
この不正は、強いトップの要求に部下が逆らえない独特の企業文化が原因であったとされています。
こうしたガバナンスのあり方は日本企業も避けては通れない道と感じます。
日々、コンサルティングをしている中で本当に切に感じるのは、正しくない強すぎるトップは本当に企業にとって良くないという事です。
そのような悪しき社風は、こと中小企業では非常に多く見受けられるのが現実です。
コンサルティングを設計していく上で、「育成・経営陣・経営者を育てる」事は中小企業にとって極めて重要な項目になっていると言わざるを得ません。
私たち福島・郡山M&Aセンターは、経営者の皆様には「危機感」や「物事の判断を個人の考え方や意見に偏らないようにする意識」を持つ事が必要だと指導しております。
もし不正が起こってしまったら、一度失った信頼やその改善のためには途方もない時間とお金が必要になります。
隠し事のない、誠実で開かれた企業が増える事を願って、私達は日々活動しています。