2017.08.8
先日、花王が欧米巨人に挑戦状を突き付けているという報道がありました。
国内という局地的な市場で勝利していた花王ですが、今般、米プロテクター・アンド・ギャンブル(P&G)やユニリーバという欧米の大手企業に続いて「30年までに世界トップ3入り」を旗印にしたものです。
まさに世界への挑戦状に、いち経営者として今後の動向がとても気になります。
花王の沢田社長は、「加速するグローバル競争のなか、従来の延長線上では生き残れない。」と危機感を抱いていると報道されていますが、これは共感できますね。
花王に限らず、どの企業にも言える事なのですが、この「危機感」を持てるか持てないかで企業の成長は大きく左右されます。
近い未来、人口が三分の二になる国の中での競争は、長期的に見れば確実にマイナスの一途を辿るでしょう。
今回の花王を見習え追い越せではありませんが、少なくとも世界の中で勝てる仕組みと体力作りは企業にとって非常に重要なものと感じます。
福島・郡山M&A支援センターでは、国内のみならず、海外市場でも通用する企業育成にも力を入れています。
これからどんどん加速するであろうグローバル競争に勝ち抜く企業体制を一緒に作っていきましょう!