2018.12.14

オリックス酪農分野買収

オリックスは、酪農関連機器を輸入するコーンズ・エージー(北海道恵庭市)を買収すると発表しました。買取総額は400億円規模とのことです。

政府が生乳生産量の維持を掲げる中、今後の酪農場面においての自動化ニーズが高まるとみての買収でしょう。

さらに、オリックスは動物用ワクチン製造の微生物化学研究所、動物用医療大手のフジタ製薬などを買収し、「IoT」による個体管理システムや医薬品の開発につなげる考えのようです。

元々のレンタカー、その他金融の面影はどんどんなくなっていますが、未来ある業種を多様に獲得していますね。

年間3,000億円程度は収益を出すので、これからもその前後で投資を続けていくのでしょう。

グローバル的、持続的に成長できる分野への積極的な投資は、素直にすごいと感じます。

福島・郡山M&A支援センターでは、そこまで大きな話ではないですが、地域の中で総合的に「自力」を付けられるように、日々の進化や挑戦、社員の育成などに力を入れています。