2016.10.24

企業は誰のものか考えて成長する

石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油が、2017年4月に予定する合併を延期すると正式発表したのは記憶に新しい報道かと思います。

お互いの社長が合意しているのに創業者との折り合いがつかず、やむなく交渉の長期化という結果ですが、両社は引き続き合併を目指しているとの事です。

この報道で改めて考えさせられたのは、企業は誰のものか?という事です。

もちろん株主のものですが、私個人としては従業員、お取引先のためのものでなくてはならないと思っています。

今回の合併に暗雲をもたらしたのはひとえに、創業家が反対する理由が個人的に企業の未来のための論理ではなくなっていることに尽きます。

取引先の賛成や『大家族』の一員である販売店からの厳しい現場の訴えなどを重く見て、お互いに良い結果を出してほしいものです。

私たち福島・郡山M&Aセンターでは、同じ企業に勤める仲間は家族と認識して、企業は家族のために、家族は企業の為にお互いがより良く成長していける経営をコンサルティングしています。

従業員と役員の考え方に大きな溝がある、お互いをより良く成長させるにはどうしたらいいのか?そんなお悩みをお持ちの企業様は、一度お気軽にご相談ください。