譲渡・売却【青果物仲卸売業-青果物卸売業】譲渡による企業再生とシナジー効果でさらなる発展に繋がるM&A

譲渡企業 譲受企業
事業内容 飲食料品卸売業 青果物・鶏卵・加工品販売
所在地 福島県郡山市 福島県郡山市
売上規模 814,000,000円 1,196,000,000円

M&A成立に至るまで経営者様の課題

譲渡企業譲渡企業

青果仲卸業を個人創業含め約60年以上の歴史を持つ企業。
後継者不在の中、創業者の高齢化が進む一方、業界の収縮化、消費減退等が加速、そこにコロナ環境が直撃、厳しい経営を余儀なくされていた。
半世紀以上も続いた伝統ある会社の『のれん』と取引先、そして何よりも長年会社を支えてくれた従業員の雇用維持を切望していた。

譲受企業譲受企業

福島県内を中心に青果卸を営む企業。売り手の経営環境を踏まえるとシナジー効果も十分期待できる譲受先と考え当センターから交渉スタート。
企業概要等案内したところ、譲渡企業のブランド力に魅力を感じ、現在の経営にシナジー効果への期待度が高まった。
譲渡企業のブランド力の維持・活用しつつ、シナジー効果の内容等を譲渡企業へ提案。
現在の経営環境と事業の再構築する必要性も含め熟考した結果、賛同を得て合意に至る。

M&A成立に至るまでM&A成立に至るまで

譲渡企業は経営環境と後継者不在による不安は抱えていたものの、いざM&Aとなると従業員への説明や取引先との関係維持等に自信が持てないと中々最終決断までには至らなかった。
そこで、M&Aが今後の為にも合理的な解決手段であり、総合的にベストな譲渡先であることも粘り強くかつ誠実に交渉を重ね、また譲渡先の経営者ご家族への説明も含めて譲受先企業の熱い思いも伝えた結果、成立に至ることが出来た。

本件のように、M&Aが生涯で最初で最後の経営者に対する対応も中小・零細企業のM&Aを数多く対応している当センターの強みが十分に発揮出来たことが成約となった大きな要因である。