2016.02.1

成功を掴む「M&A企業買収」の手法と原則

成功する!買収の手法と原則

企業の経営者の方々が日々頭を悩ます様々な問題。

とりわけ商品・サービスの拡充や規模のメリットの追求、新規事業の獲得などは切実な問題と言えます。

そのような問題を解決へ導くのがM&Aという事ですが、買収・合併・分割とその手法は様々です。ここでは弊社にもご相談の多い「買収」についてご紹介します。

基本は2つ!ここから見つける企業に適したM&Aの手法

M&Aで企業を買収しようとお考えの時、まず気になるのがその手法ですよね?

先にも述べた通り、企業の買収には大きく分けて3つの手法(買収・合併・分割)があり、そこから企業の状態や目的によって、さらに枝分かれしています。

もちろん「買収」もさらに分かれる事になりますので、その2つの手法をご紹介していきます。

1、株式取得資本参加
M&Aにおける取得資本参加とは、対象会社の株式を売買することによって経営権を移転させる手法を指します。
手続きが簡単で迅速なため、中小企業のM&Aでは一般的に用いられる手法です。
2、事業譲渡
事業譲渡とは、対象会社の事業全部または一部を売買すること。複数の事業を行っている会社が特定の事業だけ譲渡したい場合や、対象会社に存在する潜在的な債務を切り離すことを目的に選択される手法です。

マネジメントの父ドラッカーが提唱するM&A成功への5つの原則

マネジメントの父と呼ばれるオーストリアの経営学者であるピーター・ドラッカーは、次の5つの原則をM&Aを成功させる最も重要なことと位置づけ、世界の経営者の方々へ提唱しています。

この5つの原則さえ守れば完璧とまではいかずとも少なからず満足のいくやって良かったと思えるM&Aとなるでしょう。

ピータードラッカー提唱!企業買収に成功する5つの簡単な原則とは?
(1)買収される側に大きく貢献できる場合にのみ成功する。
(2)買収される側と共通の核がある場合にのみ成功する。
(3)買収する側が買収される側の製品・市場・顧客に敬意を払っている場合にのみ成功する。
(4)買収される側に1年以内にトップマネジメントを送り込める場合にのみ成功する。
(5)最初の1年間に買収される側の者と買収する側の者を多数、境界を越えて昇進させる場合にのみ成功する。

成功の秘訣とは?M&A企業買収への理解を深めること

M&Aを成功させてより良い企業へ成長するには、まず興味を持ち、理解を深めることが大切です。

M&Aの企業の買収とは何だろう?どういう手法があるのだろう?もっと良い方法はないのか?

そういった果てない探究心こそがあなたの経営者としての格を上げ、より深い知識を得るための糧となるのです。

しかし、自分で一から調べるのも時間がかかったり間違った理解をしてしまったりする可能性もあります。

そこで、私達福島・郡山M&A支援センターでは、そんなM&A企業買収についてもコンサル先の企業へ分かりやすく説明・指導しています。

もっと知りたい!と思ったらまずはお気軽にご相談下さい。